１０時過ぎの事、職員室のドアを開けるといい匂いが漂ってきました。すれ違った職員も「階段がいい匂いでいっぱいになっています。」と笑顔で話しています。
　どこから漂ってくるのか？匂いのもとを探していくと、皆さんの予想の通り、家庭科調理室にたどり着きました。
　黒板を見てみると、ハンバーグづくりのレシピが書いてあります。漂っていたのは、具材のひとつ、炒めた玉ねぎの匂いだったのです。
　炒めた玉ねぎの他に、ひき肉・卵・パン粉などを入れて練っていきます。十分に練ることができたら、両手でペタペタと投げ合います。なぜこんなことをするのか理由を尋ねると、「空気を抜くから。」と教えてくれました。「なんで空気を抜くの？」とさらに尋ねると「空気が入っていると、熱を通したときに空気が膨らんで、爆発しちゃうから。」と詳しく解説してくれました。
　ペタペタが終わったら、真ん中をへこませて、油をしいたフライパンに乗せて、中火で焼きます。残念ながらここまでしか見られませんでしたが、この後具材をさらに加えて、煮込みハンバーグを完成させるとのことでした。出来上がりについては、お子さんにぜひ聞いてみてくださいね。そして、週末のおかずはぜひ…！
　さて、そんないい匂いのする調理室の隣の理科室では、何事もないような感じで、いつも通り授業が進んでいました。環境に左右されず、学びと向かい合うのは、さすが中学生ですね。

　今日は、水戸信用金庫スタジアム（笠松運動公園）周辺のコースを使い、県北駅伝大会が開催されました。男女合わせて５０チームあまりが参加し、県大会出場を目指して競い合いました。
　天気は良かったため、気温はグングン上昇し、ランナーにとってコンディションはあまり良くありません。
　本校から参加した男女２チーム１３名は、それぞれの立場で「襷」の重みを感じながら、精一杯の走りをみせてくれました。自分の限界に挑んでいこうとするその姿は、見る者に感動を与えます。
　残念ながら、両チームとももう少しのところで県大会へは進めませんでしたが、賞賛に値するがんばりでした。この「襷」は、来年へと繋がることでしょう。
　選手の皆さんお疲れさまでした。

　１０月９日・１０日に「職場体験学習」を行いました。市内にある１８の事業所にご協力をいただき、「働くとはどんなことなのか？」ということを身をもって体験してきました。楽しいこと、大変なこと、驚いたことなどなど、たくさんの学びを得ることができました。
　今回から２回に分けてご紹介したいと思います。